漫画の感想を書く場所

アニメや漫画の感想を書きます

電撃大王 2018年 8月号 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 第12話

粉塵爆発の予感がする

 

すいません

 

今月はネタバレ記事書けそうにない

 

7月は忙しい&暑すぎて疲れる

 

8月に入ってから書くかも

 

小麦粉が出てきたから粉塵爆発が起きるんじゃないかと思ってるんですが

 

どうなんだろう

 

今月号も面白かったです

 

 

月刊コミック 電撃大王 2018年8月号

月刊コミック 電撃大王 2018年8月号

 

 

 

 



 

 

【ネタバレ注意】電撃大王 2018年 7月号 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 第11話

鉄骨が飛んてきても動じない胆力ってすごすぎない?

能力者とはいえ普通ビビると思うんだ。鉄骨を斬れるから大丈夫だと認識してても通常の胆力じゃないね……。

さて。

今回は『内部進化』(アイデアル)の一室で前回、天井から才人工房内を俯瞰していたと思われる少女と帆風潤子(+幼女)が談笑している過去回想から始まります。

才人工房内のことをおおよそ把握しているその少女は帆風さんにミサキちゃん……食蜂操析のことを話します。特別な勉強をしているすごい子だと。

帆風さんは少女の口から間接的に恩人である食蜂さんの名前を知ります。帆風さんは食蜂さんの洗脳によって暴走する危険性はなくなったようです。

しかしまだ不安なのか、歳下の幼女がひっついてくると……

「は…離れなさい! わたくしの内なる破壊衝動が… あなたの身体を引き裂く前に!」

帆風さん……。

まるで中二病みたいな帆風さんを見て

「面白いなあ。潤子ちゃん」

と笑う少女。学習装置(テスタメント)が目のあたりまで被さっていて顔が隠れています。 幽霊ちゃんなのかはまだ断定できないですね。

部屋から出ると少女の専属研究員であろう女性からお礼を言われます。

あの子は同世代の子と話しをする機会がなかなかないから気分転換になっただろう、と。

帆風さんについてきていた幼女はその研究員にみさきちゃん……食蜂さんのことを不用意に聞いてしまいます。

それがどうも研究員の逆鱗に触れたらしく。

「…あなたたちが知る必要はないわ。こっちは忙しいの。余計なことは気にせず早く能力開発に戻りなさい」

と素気無く言われてしまいます。こわっ!

場面は変わって。

蜜蟻愛愉が能力開発の進捗表を見て表情が曇っています。どうやら能力開発が上手くいってない……というよりは蜜蟻さんの素質ではここまでが限界のようです。研究者たちは素養格付(パラメータリスト)でこれ以上は成長しないってわかってるけど、能力者本人はわからないから意味のないカリキュラムをやらされ続ける……いつかレベル5になれると信じて……。

アレだわ。超電磁砲本編の主人公の発言は振り返ってみるとかなりひどいね。何も知らなかったとはいえ。

まぁ彼女の場合は能力開発が上手くいくことがあらかじめわかってたから悪い研究者に悪用されたんだけどね……。

蜜蟻さんのどん詰まりの状況とは裏腹に弓箭入鹿はカリキュラムをこなすことで能力開発が着実に上手くいっているようです。

LEDライトのようなものが能力で強く発光したので喜んでいます。

それを見ている弓箭猟虎は「いいなあ。入鹿ちゃん…」と涙目。

自虐して落ち込む猟虎を入鹿は「だ…大丈夫だって! 今はちょっと上手くいってないだけだよ!」

と励まします。

ですが……猟虎は結局その後レベル1にすらなれなかったみたいだし……暗部落ちしたのはそこらへんの事情が関係してるのかな?

美しい姉妹愛に心打たれたのか、蜜蟻さんはくすっ、と笑って二人の頭に手を置いて「信じること」が能力の成長には大事なのだと言います。

「強く強く… 信じ込めば… きっと大丈夫よ…」

次ページ。会議室のような場所。

「彼女達が超能力者(レベル5)に至ることはない」

チクショー!

「『素養格付』では素質がある子もいるようですが…金と手間に見合わない」

金と時間をかければ一応レベル5に至る子もいるのか……まさか入鹿もその一人?

ただどうもこの『才人工房』第三研究室『内部進化』はレベル5を作るつもりはさらさらないらしく単に優秀な素体が欲しいだけらしい。

女性研究員が資料を見ています。カードサイズの『学習装置』。

『インディアン・ポーカー』は元々は『学習装置』だったのか……?

『内部進化』は被験者の脳が壊れてしまうような危険な実験を開始しようとしているようです。

「仮に壊れても俺たちの理想(アイデアル)に近づければそれでいい」

クズすぎない? 今更? あえて言う。 

クズだわこいつら。

入鹿は研究者がレベル5を作るつもりがないことも知らずに毎日頑張ります。

帆風さんのようにいっぱい努力して!

帆風さんよりも成長して…!

いつか…超能力者(レベル5)に! きっと…!

過去回想が終わります。

物憂げな表情の入鹿。廃工場に置いてある鉄骨の上に座っています。

GPSで追ってきた帆風さんが廃工場の入り口に立っています。

帆風さんは廃工場の中を見回しますが親友こと謎のポニテ少女は廃工場内にはいないようです。入鹿とは別行動なのか……それともどこかに潜んでいるのか?

入鹿は食蜂さんの端末の電源が入っていたのに気づいており、あえて端末の電源を切らずに帆風さんを自分のいる廃工場の方に誘導したようです。

これで食蜂さんの行方は入鹿に直接聞くしかなくなりました。

「…なるほど。そういうことでしたら」

天衣装着(ランペイジドレス)発動!

「容赦はしません」

ぞくぞくと武者震いが止まらない入鹿。

帆風さんは入鹿に「貴女たちは『才人工房』の残党なのか」と問います。

食蜂さんだけではなく自分自身も狙っている以上思い当たる共通項は『才人工房』しかない。

でもそれ以上はわからない。行動が不可解すぎる。

入鹿は「…さあね」と一言。

「女王様を助けたいのでしょう? だったら早く始めましょう」

「この廃工場でしたら、誰の邪魔も入りません」

「さあ 死合いましょう 今度こそ 本気で…!」

戦いの火蓋が切って落とされました。

入鹿はレーザーポインターから強力な光線を放出します。帆風さんは入鹿に光線の射角から少しズレた位置からタックルのような低空姿勢で突っ込みます。

しかし光線は銃弾ではないので射角から逃げられようが真っ直ぐに突っ込んでくるなら返り討ちです。点ではなく線ですからね光線は。

と思ったら帆風さんは光線を口囃子さんから事前に渡された鞄で防ぎました。なんと中に入っていたのは鋼板。入鹿の能力を想定して用意していたようです。光線がもっと強力だったら鋼板が保ちませんでしたが、一度でも致命傷を防げればそれで十分。

そのまま突っ込んで入鹿は吹っ飛んで気絶……しませんでした。

突っ込む直前に帆風さんの背筋にぞくっと怖気が走ります。

鞄に入った鋼板が両断されました。間一髪のところで帆風さんは鞄を手放して横に飛んで避けます。

入鹿が手にしているのは軍用の懐中電灯。片手ではなく両手で持てるように柄を長くする改造が施されています。

懐中電灯の光線で鋼板を両断したようです。思いっきりラ⚪︎トセーバーじゃねコレ……。

飛び道具に近接武器。まるでスターウォー⚪︎みたいな武器を生み出す入鹿の能力は『波動操作』(ウェイブコンダクター)。

光や音と言った『波』を自在に操る能力です。

帆風さんはゲコ太ポーチを入鹿の音波攻撃で取られたこと(ゲコ太の恨みは海より深い)を思い出します。そして「…随分とできることの幅が増えたのですね。『内部進化』にいた頃より」と言いました。帆風さん、ちゃんと入鹿のこと覚えてたんだね…。

入鹿は一瞬呆気に取られた様子。その後とても嬉しそうな表情に変わります。

「見ていてくれたのですね。貴女はわたくしになど興味がないものとばかり」

そして帆風さんの能力を入鹿はよく知っています。間合いが取れる武器は素手格闘を基本とする帆風さんには相性が最悪。

「舐めてると死にますよ」

レーザー光線の連射。側転で帆風さんはそれを避けます。

帆風さんは体細胞の電気信号を操作して身体の各機能を向上させれる能力者なので、一応電撃使い(エレクトロマスター)に該当するみたいですが、外部への放電は不得手のようです。

よって光線に干渉はできない。回避の一手しかありません。

レーザーポインターは電池切れがあるはずなのでそれまで粘ればと帆風さんは考えましたが。

入鹿はブレザーをたくし上げてレーザーポインターのストックがまだ48時間分くらいあるのをわざわざ教えてくれました。粘っても無駄だと。

何気にヘソチラ……。

長引くと不利。体力がある内に仕掛ける!

長物には長物で!!!!

帆風さんは鉄骨を入鹿に向かってぶん投げました。すげぇ怪力。

入鹿は「豪快! 素敵です!」と目を輝かせます。怖くないのか?

飛んできた鉄骨を避けてレーザー光線を放ちますが鉄骨で防がれます。

横薙ぎに飛んでくる鉄骨。避けきれないと判断した入鹿は懐中電灯の光線剣で鉄骨を両断します。

直後、上に気配を感じた入鹿。

帆風さんがロードローラー……じゃなくて鉄骨を持って落ちてきます。

しかし鉄骨を入鹿に難なく避けられ、鉄骨の下の方を光線剣で斬られてバランスが崩れます。

鉄骨に捕まり落ちてきたところを横一線に斬られる寸前に帆風さんは鉄骨を蹴って倒立姿勢になり回避。

そのまま鉄骨から離脱して入鹿に拳で攻撃しますが、屈んで避けられます。

入鹿の光線剣の横薙ぎを飛び跳ねて避けます。

入鹿の剣での連撃を脅威の身体能力で避け続けます。いくら避けれるとはいえ剣の間合いでは攻めあぐねているようです。

せめて剣の持ち手と逆の方に移動しようとしますが、するとレーザー光線の連射。

ついにやられるかと思いきや。レーザーポインターが連射で焼き切れてしまいました。

帆風さんは今のピンチを切り抜けたことで二つの情報を知ります。

①レーザーポインター(レーザー光線)と懐中電灯(光線剣)は同時には扱えない

②レーザー光線の連射はレーザーポインターが焼き切れて壊れる

たったこれだけの情報で遠近両方の攻撃手段を持った敵を倒せるのか?

 

次回が気になるね……。

 

 

 

電撃大王 2018年 6月号 とある科学の超電磁砲をkindleで試し読みできるよ!

kindleのサンプル読んでて驚いたんだけど

 

今月号はとある科学の超電磁砲の掲載順が2番目なので

 

なんと

 

22Pも試し読みできるよ!

 

以上です

 

アストラル・バディは今月号は休載です

 

 

 

 

 

【ネタバレ注意】電撃大王 2018年 5月号 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 第10話

群発頭痛ってダニエル・ラドクリフ(映画ハリーポッターハリーポッター役の人)が患ってるヤツだよね……。目ん玉の奥から脳みそを針でぶっ刺されたような痛みが昼夜問わずやってくるっていう……。自殺する人もいるらしいから洒落にならんな。今回判明した予想以上に重かった帆風潤子の過去。

冒頭は親友こと謎のポニテ少女が食蜂さんの額に置いてあったインディアンポーカーが落ちていることを不審に思っているモノローグから始まります。睡眠薬を投与したので数時間は動けないはずだと。幽霊ちゃんが食蜂さんの身体を動かしづらいのは食蜂さんに耐性があるせいではなくて単に睡眠薬のせいなのか?

超電磁砲本編の天賦夢路(ドリームランカー)編では語られなかったインディアンポーカーの真の機能。それは夢の『提供者』に対しインディアンポーカーは侵食催眠をかけており、さらに夢の『提供者』からインディアンポーカーが『使用者』に渡った場合、『提供者』が夢を見ている際の脳の化学反応を全て再現することになり、それは侵食催眠の効果も含まれているということ。

侵食催眠にかかったインディアンポーカーの『使用者』は欲望に忠実な獣に変わってしまう。まさに最悪の『洗脳カード』。

要は犯罪を実行する夢を見せられたら犯罪者になってしまうみたいな話かな? なんか侵食催眠って言葉は聞き慣れないですね。強制催眠みたいな? 現実の催眠は本人の意思とは反することを強制できないはずなので……夢の中で犯罪をしてしまう可能性はあるけど、起きている時は理性が働いて犯罪はしません。

インディアンポーカーには危ない側面があるものの、謎のポニテ少女は正直あまり興味がないようです。

私はただ使命を果たすだけだ、と。

そういえば謎のポニテ少女はどのサイドに該当するんでしょうね。

禁書は旧約全巻と新約の最初のあたりまでしか読んでないので……超電磁砲本編は全部読んでるんですが。

基本は魔術サイドと科学サイドに大別されますが、新約から忍者サイドが出てきているのは知ってます。

帆風さんとの戦闘の際にクナイを使用していたので、忍者サイドの人間ではないかと考察していたサイトがありました。使命を果たす、とかそれっぽいことを言いはじめたので当たってるのかな?

一方幽霊ちゃんはインディアンポーカーから流れ込んでくる記憶の海に落ちていきます。一体誰の記憶なんでしょうか?

「ようこそ! 私たちの研究所(クラス)へ!」

小学生高学年くらいの弓箭入鹿抱きつこうとする幼女二人。

びっくりした様子の弓箭入鹿。

「こ〜ら☆ 驚かせちゃだめよお」

幼女たちは弓箭入鹿に抱きつこうとする直前に何らかの装置を介した能力で身体の動きを操られて抱きつくのを阻止されます。

幼女二人を操ったのはゆるくウェーブがかったセミロングの中学生くらいの女性。食蜂さんとは髪型が違いますが目にキラキラした星模様があります。

弓箭入鹿に握手をして挨拶を済ますと「来る子は二人だと聞いていたのになんで一人なのか?」と弓箭入鹿に聞きます。

弓箭入鹿はやってきた扉の方に目を向けます。

「ううう、待ってぇ」

「入鹿ちゃぁん、一人にしないでぇ…」

物陰に隠れていたのは小学生高学年くらいの弓箭猟虎

超電磁砲本編で上半身と下半身が分離する前のフレンダと戦って敗れた無能力者です。

弓箭入鹿との関係性は妹ではなく、なんと姉。

社交性のある妹と、かたやコミュ障すぎる姉。

ちょっと泣けてくるわ……俺自身を見ているみたいで。我が家は兄(俺)と弟ですが。

ゆるくウェーブがかったセミロングの中学生くらいの女性の名前は蜜蟻愛愉

たしか新約で食蜂さんと戦ってたような……禁書の方は真面目に追ってないからうろ覚えですけど。

「ようこそ、『内部進化』(アイデアル)へ☆」

蜜蟻愛愉に案内されて『内部進化』の中に入っていく弓箭姉妹。

そこで弓箭入鹿はついに出会います。小学生高学年くらいの帆風潤子に。

帆風さんは壁に背中を預けて額に手を当てています。一見するとただの中二病患者に見えるのが辛いなコレ。

弓箭入鹿は帆風さんに挨拶がてら握手を求めますが……。

「それ以上、接近してはいけません」

鬼気迫る表情で帆風さんは弓箭入鹿に警告します。

「わたくしは『害する者』、キズモノになりたくなければーー」

ズキン

「鎮まれ……鎮まるのです……」

頭を押さえてフラフラしだした帆風さん。

壁にもたれかかった瞬間。なんと壁にヒビが!

「……また…やって……」

頭を押さえながらどこかに行ってしまう帆風さん。

弓箭入鹿は呆然。

蜜蟻愛愉はいつものことなので気にしないでと言います。

帆風さんはたった2ヵ月で異能力者(レベル2)から大能力者(レベル4)になったのだと蜜蟻愛愉は言います。だから帆風さんはみんなの憧れの存在だと。

帆風さんの身体能力を測るテストを弓箭入鹿は見学しています。

パンチ力を測定する機械のようですが、一発殴っただけで壊れてしまいました。

研究者曰く大型トレーラーの衝突にも耐える仕様の機械だったようです。もはや出力だけなら超能力者(レベル5)級ではとも。

弓箭入鹿は蜜蟻愛愉からこの『才人工房』(クローンドリー)第三研究室……『内部進化』では超能力者(レベル5)を輩出したこともあると耳打ちされます。

私も帆風さんのようにいつかーー!

弓箭入鹿の純真な想いとは裏腹に帆風さんはかなりヤバイ状態のようです。

頭を抱えて座り込み、ついにはふらついて地面に倒れてしまいます。

そこにやってきたのは食蜂さん。

帆風さんを心配している様子です。

帆風さんは力ない声で警告します。近づくなと。

警告を無視して食蜂さんは帆風さんに額を合わせます。

倒れている帆風さんの手元をふと見ると地面を掻きむしった跡が残っていました。

研究室の他の仲間に危害を加えないように必死で堪えていたようです。

食蜂さんは能力を使って感覚を同調させます。

ずぐんっ

な…にこれぇ…!?

食蜂さんの顔が険しくなります。

帆風さんを苦しめていたのは脳血管の異常拡張が引き起こす群発頭痛。ヤベーよ!

感覚を同調している食蜂さんはこんな痛みを毎日感じていたら正気を保てている方が不思議だと感心します。

洗脳で痛みを抑え込むことはできるがそれでは患部の異常がわからない。さらに危険を冒してでも深く同調すべきか……と食蜂さんは考えますが、それよりも万が一今この時に帆風さんが暴走したら、自分は簡単に死んでしまうという事実を天秤に掛けて、食蜂さんは帆風さんを洗脳して痛みを和らげる方を選択します。所詮は洗脳なので頭痛の原因がなくなったわけではありません。

洗脳によって痛みがなくなった帆風さんは食蜂さんにお礼を言おうとしますが、食蜂さんは貸しにしておくと言って颯爽と立ち去ります。

食蜂さんは『外装代脳』(エクステリア)計画以外には関わらないと決めているようです。

しかし帆風さんを見ていたらあまりに他人事だとは思えなくてつい助けてしまった。

根っからのヒーローですよね……食蜂さん。

『内部進化』の実態もロクなものじゃないと察しつつも食蜂さんはこれ以上深入りするつもりはないようです。

視点が変わります。

幽霊ちゃんはこれまでの記憶をずっと俯瞰していたみたいです。あまりに色々なことが起きすぎて頭がパンクしそうになっています。しかしコレは誰の記憶なのでしょうか?単一の人物の記憶にしては様々な人物の動きを把握できすぎている。

他人の考えたこともわかるし謎が多いです。

考え込む幽霊ちゃん。すると幽霊ちゃんの頭の中で妙な知識が浮かんできます。

水分接触がトリガーとなり発動する力

おそらくは読心能力の一種で

一致した記憶を引き出せたのはたまたまその記憶が対象に表在化し

パッと思い浮かんだのはDTBの銀みたいな能力ですな。観測霊。

幽霊ちゃんは思考中に浮かんできた妙な知識をよく理解できなかったようです。なんか禁書のインデックスみたいに記憶を封印されてるのかな幽霊ちゃんは。

ここで幽霊ちゃんは天井から誰かを見ている記憶であることに疑問を持ちます。過去の記憶を辿っているということは誰かが天井から見ていたということ。一体誰の記憶なのか?

視点が変わります。

女性研究員と顔が見えないですが、天井から見ていた能力者の少女。

才人工房の様々な場所を能力で見て回っていたようです。どうもれっきとした能力開発の一環らしい。

「優しいなあ。操析ちゃん」

食蜂さんの善行を見ていたようです。なんか髪型が幽霊ちゃんに心なしか似ているような……気のせい?

 

 

 

【ネタバレ注意】電撃大王 2018年 4月号 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 第9話

今回は話の終わりらへんでまた心配になったけど、食蜂操析の外伝になっちゃわないよなコレ……。帆風潤子の過去次第か……。まだキャラが弱いから食蜂さんに主役を喰われかねんぞ。

帆風さんが弓箭入鹿と謎のポニテ少女(親友と弓箭入鹿は呼ぶ)に食蜂さんを攫われて意気消沈している場面から物語は始まります。

帆風さんに事件の経緯を説明されて把握した食蜂派閥のお嬢様方2名。

帆風さんから連絡を受けた食蜂さんと行動を共にしていなかった他の食蜂派閥のメンバーは食蜂さんを助けるために現場に急行していたものの、弓箭入鹿以外の常盤台生に能力による妨害を受けて現場に到着するのが遅れた模様。

外部の人間ではなく常盤台生が共謀して食蜂さんを狙ったことに多少なり困惑しているようです。

単に食蜂さんが食蜂派閥以外の常盤台生に恨まれてるのか……はたまた精神操作の能力者による洗脳で操り人形にされているのか……。

経緯を把握したお嬢様の一人は「帆風さん一人で女王を追ってこい」というまるで帆風さんを標的にするかのような犯人のメッセージに若干の疑問を抱いているようです。同じく現場にいたはずの風紀委員(ジャッジメント)の上小が標的にされていないのは能力で透明化していたから? みたいな解釈になったようですが……ボコボコにされてからは演算を維持できずに透明化は解除されてたはずだからそれはないな。

弓箭入鹿の帆風さんへの過剰とも言える執着はたしかに気になるところですね……。

帆風さんは足止めの網のトラップを破るために相当な無茶をしたようです。手のひらが縄で切れて血が出ています。

味方の到着まで時間稼ぎができればいいと思い、先に食蜂さんの安全を確保することを怠ったことを悔やんでいるようです。

そうだね。

小牧ちゃんが一方的にボコボコにされてるのを見て完全にブチ切れて謎のポニテ少女とじゃれ合ちゃったもんねー。

天衣装着(ランペイジ・ドレス)の能力とは多分関係なく頭に血が上りやすいタイプだよね……帆風さん。戦い方に関しても普通は頭突きとかお嬢様はやらんと思う。

「ごめんなさい……」

と涙をポロポロ流して落ち込む帆風さん。

そんな帆風さんの様子を見て励ましのつもりでしょうか?

お嬢様の一人に両手で両頬を挟み込む形で俯いた顔をぐいっと持ち上げられます。そのまま両方のほっぺたをつまんでぐに〜と引き伸ばされて、その後ぱっ、と離されます。

帆風さんはびっくりして「! 」「!? !?」って感じです。

帆風さんは色々と柔らかいんですかね。エクレアの力だよ。

落ち込む帆風さんにお嬢様の一人……口囃子(こばやし)さんは喝を入れます。

「女王が攫われた今! この派閥の女王はあなたでしょう帆風さん! しっかりなさい!」

涙を拭う帆風さん。はー、と息を整えると、いつもの帆風さんが戻ってきました。

「食蜂派閥の威信にかけて女王の捜索と敵の打倒、この二つを徹底的にやる」

と食蜂派閥のお嬢様方に宣言しました。

帆風さんが精神的支柱になったことで食蜂派閥のお嬢様方は軍隊のように統率された行動を取り始めます。

負傷者を病院へ搬送、食蜂さんの端末のキャリアからの追跡、サイコメトリーなどの残留物から思念を逆探知する能力者の確保、風紀委員(ジャッジメント)の協力者に依頼して書庫(バンク)の情報を収集。

こういうの刑事ドラマでよくあるよね。

そんな中帆風さんはなぜ弓箭入鹿が自分に敵意を向けるのか……何か怒りを買うような行動をしたのだろうか?  と疑念を持ちます。

そう思ったのもつかの間、帆風さんの端末に食蜂さんの端末から着信が!

帆風さんは多少訝しみながら「はい…もしもし?」と応対します。

「やっほ〜! 潤子ちゃん!」

食蜂さんの声ですが様子が違います。幽霊ちゃんだと気づいた帆風さんは今どこにいるのか問い質します。

どうやら幽霊ちゃんは光があまりないところにいるようです。スマホの光でようやく……

食蜂さんの豊満なおっp

が見える程度のようです。あまりに豊満なのでテンションが上がりまくる幽霊ちゃん。

帆風さんは電話越しに何をやってるんだと呆れ気味です。  

ともあれ幽霊ちゃんのおかげで食蜂さんのGPS追跡が可能になりました。帆風さんは建物の上を飛んで追跡を開始しました。ん? 鞄を持ってる?

学舎の園を出て第10学区へ食蜂さんを乗せたトラックは進んでいるようです。

第10学区の研究機関が食蜂さんの誘拐に関わっているなら特定次第制圧すべきだとお嬢様方の一人は言い出します。

それに対しもう一人のお嬢様はまず食蜂さんの安全が第一である以上下手に刺激するのは危険だと制します。

現場に急行する際に常盤台生に妨害されたことから、もしかしたら強力な精神系能力者がいる可能性にも言及するお嬢様も。

口囃子さんは主犯格の二人以外は戦力が未知数なのでできる限りの想定はしますが、都度対処するしかない、と締めくくります。

口囃子さんは追跡を開始する前の帆風さんに「とりあえず、これを」と何かが入った鞄を押し付けます。一体何が入っているんでしょうね?

所変わって食蜂さんの身体に憑依した幽霊ちゃんに話の焦点が移ります。

食蜂さんの身体は非常に操りづらいのと帆風さんに食蜂さんの身体で無理をしないようにと言いつけられているのでできることは限られているようです。

立ち上がるだけでも難儀する模様。ダンボールの山に手をかけて無理矢理立ち上がろうとしましたが、失敗。尻もちをついてしまいました。

ダンボールの山が崩れて中身が出てしまいます。

中身は……大量の『インディアンポーカー』

犯罪のにおいがしますね。

荷台の不審な物音に気づいた弓箭入鹿と謎のポニテ少女が確認にやってきました。

幽霊ちゃんはたぬき寝入りをしてやり過ごします。

謎のポニテ少女は崩れている積み荷を不審に思ったようですが、弓箭入鹿は乱暴な運転を運転手にさせたからだと言います。帆風さんと謎のポニテ少女が戦闘したことで多少なり計画が狂ったようです。

謎のポニテ少女は帆風さんの頭突きを喰らって鼻血でジャージを汚してしまったので、ジャージを脱いでウエットスーツのような服を着ています。弓箭入鹿にその格好は身体のラインが出すぎではないかと指摘されますが気にする様子はありません。あまりにガサツな謎のポニテ少女に弓箭入鹿は鼻血の跡を拭いたり、ボサボサの髪を櫛で梳かしてあげたりします。女の子なんだから身だしなみはしっかりしなさいと。お姉様ですな。謎のポニテ少女は多少気恥ずかしいようです。慣れてないんだな。

弓箭入鹿は大量の『インディアンポーカー』を見て一体何に使うのか? と謎のポニテ少女に聞きますが「…さあな」と返されます。

謎のポニテ少女は本当に『インディアンポーカー』の使用目的を知らないのか、それとも知ってて隠しているのか。おそらく後者ですな。

弓箭入鹿はそれ以上の詮索はしませんでした。

そして食蜂さんの身体に触り始めます。

「ちょっと前まではあんなにちんちくりんだったのに、いったいどんな魔法を使ったんでしょう」

上級生だから食蜂さんがまだ幼児体型だった頃も知っているようです。たしか1年くらいで今のスタイルになってるんだよな……謎過ぎるよね。

どうやら弓箭入鹿は帆風さんに本気になってほしいだけで食蜂さんに恨みはないようです。

目的が達成されたら解放してあげるつもりのようですが、後ろで見ている謎のポニテ少女は食蜂さんを解放するつもりはない気がします。

弓箭入鹿は食蜂さんの頬にキスをします。その時、たぬき寝入りをしていた幽霊ちゃんの脇に散らばっていた『インディアンポーカー』から記憶が流れ混んできます。

そこには頭を抱えてうずくまる三つ編みの帆風さん……小学生くらい?

「なぁに? あたま、痛いのぉ?」

泣いている帆風さんの前に現れたのはまだ幼児体型の食蜂さん。

二人の過去に何が……。弓箭入鹿の動機もそこにあるんだろうなぁ。

 

 

 

 

【ネタバレ注意】電撃大王 2018年 3月号 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 第8話

冒頭から思ったのですが、もしや食蜂操祈のスピンオフになるんじゃないかこの作品……という若干の不安。

単なる杞憂だといいなぁ……。それくらい

食蜂さん主役力が高すぎる!

帆風潤子(銀髪縦ロールの常盤台のお嬢様)が一応主人公のはずですが、今回の話には登場しません。

食蜂さんが自分の記憶を思い出す場面でチラッと確認できるだけです。

主に意識を失った食蜂さんとインディアンポーカーにインストールされた悪意を持った誰かとの脳内での対話が中心です。

意識を失ったものの元々自我が強いのか、はたまた能力的に精神が鍛えられていて不測の事態にも揺らぐことがないのか……。

食蜂さんは精神の世界でもかなり安定しており、まさに女王の如し。

念入りに警戒はしていたが、頭の中を読んだ際に意表を突かれる形で閃光の罠にかかってしまって気絶したことを恥じているようです。

ビルの一室のような所で幽霊ちゃんらしき人物と話しているんですが、幽霊ちゃんの顔が黒塗りになっており表情がわからない……。

最初はてっきり食蜂さんに憑依した幽霊ちゃんだと思ってたんですが、誰だこいつ。

精神の世界で食蜂さんは王族御用達のような豪華な椅子に足を組んで座ってるんですが……。うおお!

太ももプルンプルン!椅子になりてぇ……。あと腰つきが中学生の体型じゃないな。

エッッッッッッッッ(ry

恥じていると言う割には冷静だね、と幽霊ちゃんらしき人物に返される食蜂さん。

誰かしら弄ってスカッとしたいところだゾ、と物騒な発言をする食蜂さん。能力が能力だけにコエーよ。

どうやら腹わたが煮えくり返っているご様子。

しかし能力で脳を弄るではなく、帆風さんを指でプニプニしまくってストレス解消したい程度の怒りのようです。弄るってそっちか……。

っていうかどこよここぉ……と訝しげに周囲を見回す食蜂さん。場所がわかってないのにあんなに堂々としてたんかい! さすがです。まぁ精神の世界だから場所をいちいち気にしてもしょうがない気もするが……。もし場所に見覚えがないなら他人の記憶が混入してる可能性もあるからマズいのかな……。

怒り心頭の食蜂さんに幽霊ちゃんらしき人物は才人工房(クローンドリー)を思い出したんだよね、と指摘します。

指摘されると苦々しい顔で食蜂さんはインディアンポーカーの流通に苦言を呈します。

人間の脳を弄れる食蜂さんはひしひしと危険性を感じてるからなぁ……。

才人工房の系譜に当たるであろう技術で作られたインディアンポーカーの悪用にかなりイライラしてる食蜂さん。そりゃ基本的に佐天さんみたいな無害な天使ばっかじゃないしね、この街。というか佐天さんが天使すぎるだけか。普通に悪だくみする奴の方が多いわ。

幽霊ちゃんらしき人物は、食蜂さん自身が関わった技術の悪用を許せないのは、食蜂さんが本当は正義感が強い人だからだ、と指摘します。

それに対して食蜂さんは正義感などの大層なものではないと否定し、カードを流通させた人間には何か事情があるかもしれないと前置きしつつも、人の頭の中を変質させるカードを最悪の人体実験と言います。

犬歯をむき出しにして歯を食いしばりながら険しい表情をする食蜂さん。全て暴き出して叩き潰す、と宣言しました。

なんつーかお嬢様がしていい表情ちゃうなコレは。超電磁砲の主人公の美琴といい、お嬢様なのは外見だけで中身はヤンキー入ってるなぁ。面白いからいいけど。原作者のお嬢様像はどうなってるんだ。

幽霊ちゃんらしき人物は食蜂さんの話に同意しつつも、ふわりと宙に浮かびながら食蜂さんの前に近づいてきて同族嫌悪の可能性を示唆します。人の心に踏み込んで好き勝手しているのはどっちも変わらない、と。

急に異様な感じになった幽霊ちゃんらしき人物の言葉に困惑した表情の食蜂さんですが、次のページで幽霊ちゃんらしき人物の顔の黒塗りがパキッと剥がれて……。

親方ぁ! 黒塗りの中から大事な部分だけ隠れた食蜂さんが!

突然の自分との対面に驚いて目を見開く食蜂さん。

一糸纏わぬ自分と同じ姿をした誰かに肩を馴れ馴れしく掴まれながら「一度心理掌握(メンタルアウト)の能力を使った人間の人生に責任を持つ」という自らに課したルールすらただの自己陶酔だと非難されます。

食蜂さんは怒って椅子から立ち上がるつもりだったのでしょうか……ここで食蜂さんは自分の身体が動かないことに気がつきます。

さらに畳み掛けるように自ら操られることを望む食蜂派閥のお嬢様達まで侮辱していく食蜂さんの姿をした誰か。フキダシで大事なところが隠れてるけどいい感じの肉のつき方してるねぇ……。

エッッッッッッッッ(二回目)

仲間たちへの侮辱の言葉にブチ切れる食蜂さん。

眉を吊り上げて

あぁ……?

いやだからお嬢様がしていい表情じゃないよ、それ。ヤンキーですやん、それ。原作者の中のお嬢様像は一体どうなってるん?

激昂して怒鳴る食蜂さんからぴょんと離れる食蜂さんの姿をした誰か。こわぁ〜い☆と言いつつも怖がっている様子はありません。

ここで食蜂さんの姿をした誰かは食蜂さんの確信に近づく発言をします。

自分の幸せを遠ざけ、他人の幸せを選び、 他人のことでしか怒らないのは何故か?

能力の罪滅ぼしでも自分が幸せになる資格がないと思っているからでもない……。

たったひとつの願い(きせき)を叶えるため。

現状なんとも言えないですが、上条さんの記憶を蘇らせる方策が食蜂さんにはあるのかな……。

もしかしてソードアートオンラインオーディナルスケール的な方法?

非人道的な方法ならあるにはあるだろうけど食蜂さんはそれを良しとする人じゃないですよね。

悪魔のような誘惑の言葉を重ねて食蜂さんにまとわりつく食蜂さんの姿をした誰か。耳元で囁くせいで食蜂さんの敏感なお耳が真っ赤っか……見てるこっちが危うく尊い気持ちになりかけるわ!

そこに眩い光を放つ幽霊ちゃん(本物)がついに登場!

「食蜂さんは優しい人だから学園都市の科学者たちと同じじゃない!」

食蜂さんは目を覚まします……正確には幽霊ちゃんが憑依して身体を操っているようです。レベル5に憑依できるのはスゲーな。

とはいえ食蜂さんは操られることに強い耐性があるらしく、幽霊ちゃんは身体がこわばって動かしにくいようです。

幽霊ちゃんはさっきの夢(精神の世界)を覗き見ていたらしく食蜂さんにまとわりつく食蜂さんの姿をした誰かを悪霊だと思ったようです。

ということは幽霊ちゃん=食蜂さんの姿をした誰かではない? まだわからないですが。

しかしインディアンポーカーってレベル5の精神に影響を及ぼすほどの悪意をインストールできるのかなぁ……。